今回は連続複利のリターン配当を含めたネットの単純リターンを計算する方法です。
以下の計算式で表す事が出来ます。

$$r_t=log_e(P_t+D_t)-log_e(P_{t-1})$$

多くのテキストではeを省略しますが、一応記載しておきます。
小文字で表記するrtはリターンの対数です。ここでの対数とは、e(=2.7182)を n乗したら、Pt(n年目の資産価値)-Dt(配当のリターン)となるnのことです。
今回の計算では、 eをn乗したらPt(n年目の資産価値)-Dt(配当のリターン) になるnと、 Pt(n-1年目の資産価値) を引いた値です。
これでも分かりにくいと思いますので、実際の数値に置き換えてみましょう。
3年目の資産が300万、4年目の資産が302万、4年目の配当金が3万とします。

配当支払いがある資産の連続複利のリターン=log(302万円+3万円)-log(300万円)

配当支払いがある資産の連続複利のリターン= log(305万円)-log(300万円)

配当支払いがある資産の連続複利のリターン=5.7203-5.7037
※Googleスプレッドシートで”=LN(305)”または関数電卓で305と打ってから、lnを押下すると早く計算が出来ます

配当支払いがある資産の連続複利のリターン= 0.0166

つまり、配当込で1.66%のリターンとなります。