資金が少ない時ほど危険

まず、極端な例を出します。
以下のどちらが簡単でしょうか?
①1億円から1万円を生み出す
②1万円から1万円を生み出す

答えは①です。
例えば、 年間の配当が1回で 年間の利回りが1%の金融商品があるとします。
1億円の元手だと、1年後には100万円を得る事が出来ます。
1万円の元手だと100円を得る事が出来ます。
複利で再投資をしていっても、
10000円×1.01^70年→20067円となり、70年の月日が必要です。

短期的なトレードを繰り返せば目標を達成出来る可能性はありますが、そこにも裏があります。

機会の箱

1回1万円で引けるくじ引きがあるとします。
50%の確率で3万円儲かる箱がある場合、全部そのくじを引けるお金があれば絶対に儲かります。
が、手元の資金が2万円しか無ければ、2回しか引く事が出来ません。

もしかしたら、2回とも50%のハズレを引いてしまい、資金が無くなるかもしれません。

0.5*0.5→0.25つまり25%の確率で2回ともハズレを引きます。

それくらい、資金力というものは大切なのです。

デイトレードで勝率50%の勝負をしてはいけない

株や為替、その他金融商品の取引をする場合、手数料やスプレッド(買いと売りの値段の開き)があります。
つまり、実際は50%を下回った確率で勝負をしている事になります。

トレードの世界が50%の確率で価値が増減する世界だとしたら(ランダムウォーク)、配当やスワップ等を込みで50%を超えるように取引をしないと、勝率が50%を超えません。

改善案1 潤沢な資金が手に入るまで、取引を控える

そもそも取引をしないという手です。もしくはデモトレード等を行います。

改善案2 少額でトレードをしながら、労働収入等を順次投入していく

1株単位での積み立て購入や、為替を少ない数量でドルコスト平均法で積み立てていきながら、元手を増やしていく方法です。
実戦経験も積めるため、良い手だと思っています。

改善案3 リスクを上げて取引回数を下げる

レバレッジを上げるつまり借金をしてリスク許容量を増やす方法です。
トレードの勝率も考慮すると、確率によって左右されにくい少ない取引回数では有効と考えられます。

目標設定をするほど、取引の回数を増やそうと躍起になり、失敗をしやすくなります。

この方法は、ポジ取り病になるほどリスクが上がります。