郵政民営化時代に作られた言葉

郵政民営化時代、自民党からの依頼を受注した広告会社によって作られた概念として、国民の階層を4つに分類したものがある。
この時の分類によって生まれた概念の戦略は、2020年の現在になっても政治、商売、教育などのあらゆる場面で用いられている。
表現の方法としてよく用いられるのが、縦軸にIQ、横軸に構造改革への肯定・否定を書いた以下のような図である。

A層は利益を得る立場に立てる人々

A層は構造改革の必要性を理解した上で肯定をする人々を指す。
構造改革によって上手に立ち回って利益を享受出来る人々もここに入る。

B層は流されやすい多数派の人々

B層は構造改革がなんとなく必要な気がして、肯定をする人々を指す。
この特性は、後述する「世の中はB層向けに作られている」によって、現代でもあらゆる場面で意識的または無意識的に利用されている。

C層はA層になりきれない人々

C層は構造改革の必要性を理解した上で否定をする人々を指す。
構造改革によって上手に立ち回れない人々はここに分類されやすい。

D層は追い詰められる人々

D層は構造改革がなんとなく必要ではない気がして否定をする人々を指す。
構造改革によって、損失を被りやすく、彼らの主張は言語化能力等が不足して無視されやすい。

世の中はB層向けに作られている

上記で述べた通り、B層は雰囲気で流されやすい立場にあたる。
よって、飲食店のCMや広告、インフルエンサーの動画やSNSの投稿、オシャレな人が載っている雑誌などで意識的に購買意欲を掻き立てられるだけではなく、TV番組を利用した政治の話、親切に接する人達で囲んだ教会でのミサや修行などの宗教活動、同じような人々を寄せ集めた副業や投資の詐欺セミナーなどにおいても意識的にターゲットにされる。

また、この特性は集団生活でも無意識的に存在する。
例えば、小学生の集団において「今時、〇〇のゲームなんてダセえよ。今は××だろ。」と言って、××のゲームをしていないとダサいと思わせることも、階層構造を感覚的に理解した小学生による戦略である。