Happy birthdayを「誕生日おめでとう」と学校、友人、家族等から教わる方が多いと思います。

が、それは誤りです。

また、日本の教育では”for”を「~のために」と教わると思いますが、それも誤りです

今回は、Happy birthdayの意味と、to youをfor youにしてはならない理由を説明します。

Toのイメージ

前置詞で頻出するtoは、「toの右側に続く単語に矢印を接触させる」というイメージです。
よって、”I go to Tokyo Disneland”と言えば、Iがgoするわけですけど、そこから矢印を伸ばしていって、東京ディズニーランドに到達させます。
これを日本語での解釈に置き換えた時に、「私は東京ディズニーランドに行く」に相当する意味になります。

学校で習うTo不定詞という言葉だけではよく分からないものもありますが、Toの根本イメージが分かれば実は考え方がとても似ているのです。ですが、これについては別の機会とします。

Forのイメージ

前置詞で頻出するforは、「forの右側に続く単語に、矢印を向ける」というイメージです。
よって、”I have a present for you”と言えば、Iがhaveしているのはa presentなんですけど、そこから矢印をyouに向けます。
これを日本語での解釈に置き換えた時に、「私はあなたに(のために、へ)プレゼントを持っている」に相当する意味になります。

Happy birthday to youには主語と動詞が欠落している

私達が何気なく使うHappy birthday to youには、主語と動詞が欠落しています。
あるべき姿は、(主語) (動詞) happy birthday to you.です。

この隠された主語と動詞はなにかというと、I wishです。

答え合わせ

Iがwishしているのはhappy birthdayです。そこから矢印を伸ばしてyouに到達させます。
つまり、「(私は)幸せな誕生日があなたに(届くことを願っているよ)」と、解釈をする方が外国人の頭の中の状態に近いのです。

これをforに置き換えると、
Iがwishしているのはhappy birthdayです。そこから矢印をyouに向けます。
つまり、 「(私は)幸せな誕生日があなたに(向くことを願っているよ)」 と、解釈をせざるをえなくなり、「この人はきっとto you以上の何かを伝えたくて敢えて変な使い方をしているのかな?」という推測はしてくれるかもしれませんが、「for youという使い方は間違っているよ。そこはto youを使うのが正しいんだ」という指摘を外国人から受ける場合もあるのです。